地元の展示会に自作CPUと自作キーボードを出展した

展示会といっても田舎のふれあいまつり的なやつ。周りは中学生の自画像や写真・絵画などで場違い感がすごい。

自作CPUは、簡単にコンピュータの原理を説明し「CPUを機械語で操作してみよう」という形式にした。大人がけっこう興味を示してくれた。0と1の世界だというくらいは知っているけど、なぜそれで動くのか不思議そうな様子だった。ソフトウェアが注目される世の中でこうやってハードウェアをやる人は珍しいね、とか、美術品だねと言ってもらえた。

自作キーボードは、製作工程とこだわったポイントを説明し安いキーボードと高いキーボード(HHKB Type-S)を触ってもらった。これもけっこう反響があった。3Dプリンタや素材についてよく聞かれた。

タイピングゲームができる状態にしておくと子どもたちがかなり食いついた。そして子どもたちのパワーがすごかった。二人で分担してタイピングしたり、わけも分からずキーボードやマウスをバシバシ叩きまくっていた。よだれも飛んでいたし。
お手本を見せてあげたら自分でタイピングできている感覚だったみたいで、別のキーボードを叩きながら喜んでいた。気に入ったらしく10回以上繰り返した。

ふと目を離すと、バナー広告の謎のゲームを始めていて勝手に盛り上がっていた。帰り際に自分の手を握りながら「ねぇあの最後のボス倒せたよ」と嬉しそうに言っていた。

カオスだった。でもなんだか楽しかった。
小学生の感覚がまったくわかってなかった。小学生向けにするならもっと簡単で楽しそうなやつにすべきだった。

立派なキャベツが100円で買えた。味噌汁と炒めもので食べた。キャベツってこんな美味しかったっけ。

柿をたくさんもらった。ちょいと硬かったのでジャムにして、ついでにもらった保存食用のカンパンにのせて食べた。美味しい。というかカンパンがそのままでも普通に美味しくてびっくりした。保存食だからか食べごたえがあるし、甘くてゴマがいいアクセントになっていた。

中学校吹奏楽部による演奏も良かった。懐かしい。管楽器はやっぱ一音一音がふくよかで迫力もあっていいな。

思っていたより人が来てくれたしなんだか皆も嬉しそうでよかった。少しは刺激になったかしら。

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